2021年7月20日(現地時間)Adobeは、Blender用のSubstance3Dアドオンのプレリリースバージョンの提供を開始しました。また同時にBlender用のMixamoプラグインもダウンロード可能となっています。
Substance3Dアドオン
今まで非公式のアドオンもいくつかありましたが、このアドオンはAdobe公式となります。
このアドオンでは、Blender内でSubstanceマテリアルに直接アクセスできるようになります。
他のプラグインをインストールするのと同じようにSubstance3Dアドオンをインストールすると、シェーダーエディタと3Dビューに新しいSubstance3Dタブが表示されます。
SBSARファイルをロードすると、そのタブにマテリアルが表示され、パラメーターとプリセットを変更できます(ctrl+shift+Uで素早くアクセス)。
The Substance for Blender plugin is finally here! You can now import and tweak your Substance materials directly inside #b3d! Find out more in this article: https://t.co/o5VV3BgM63#gamedev #gameart #vfx #animation #MadeWithSubstance @Blender pic.twitter.com/SjEMQnndmG
— Adobe Substance 3D (@Substance3D) July 20, 2021
また、プレリリースバージョン1(WindowsおよびMac)には次のような既知の問題点があります
- クラッシュが発生した後にBlenderを閉じても、Substance3D統合ツールは引き続き実行されます
- Blenderが複数のセッションで開いている場合、Substance3D統合ツールは無効になります
- サブスタンス3Dマテリアルをオブジェクトに適用できない場合、エラーメッセージは表示されません。
- パラメータスライダーを複数回ドラッグすると、Substance 3D統合ツールがクラッシュする(Macバージョンのみ)
- Cyclesレンダーを使用する場合、パラメーターはビューポートでライブ更新されません
■システム要件このアドオンは、WindowsとMacで動作する公式Blenderバージョン2.90から2.93で利用できます。(Linuxも準備中)
Blender用のSubstance3Dアドオンのダウンロードはこちらから
MIXAMO Auto-Control Rig Plugin
Substance3Dアドオンのプレリリースと同時にMIXAMO Auto-Control Rig Pluginもダウンロードできるようになったようです。
MIXAMO Auto-Control Rig Pluginを使用すると、、Mixamoで作成または既存の二足歩行のキャラクターモデルにBlender内で直接コントロールリグを作成することができるようになります。
MIXAMOには、キャラクターに直接使用できるモーションキャプチャークリップも2500個用意されており、Blenderでも必要に応じてアニメーションをカスタマイズすることができます。
Mixamo Auto-Control Rig Plugin for Blender のダウンロードはこちらから
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