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Blender、Maya、Houdini用のRadeon ProRenderプラグインがアップデート、トゥーンシェーディングの追加など

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2021年7月7日(現地時間)AMDは、Radeon ProRender の Blenderアドオン、Autodesk Maya プラグイン、SideFX Houdini (USD)

用プラグインの最新アップデートのリリースを発表しました。

今年4月には、Cryptomatte AOVs、Deformation Motion Blur、Subsurface Scatteringなど、多くの新機能が追加された AMD Radeon™ ProRender 2 SDKの新バージョンがリリースされましたが、現在、最新のRadeon ProRender SDKなどを組み込んだRadeon ProRenderプラグインのアップデートが行われているとのことです。

新機能のハイライト

このリリースは、最近リリースされたBlender 2.93、Maya 2022、USDバージョン21.05に対応しており、以下の新機能が追加されています。

変形モーションブラー

旧バージョンのRadeon ProRenderでは、ライトやカメラ、回転・移動するオブジェクトにモーションブラーをかけることができましが、地面に落ちたボールや風になびく旗など、複雑な形状の変化をモーションブラーで表現することはできませんでした。このリリースでは、変形モーションブラーを追加することで、これらのエフェクトが可能になりました。

ビューポートノイズ除去とアップスケーリング

先日発表されたAMD FidelityFX Super Resolution(FSR)のようなアップスケーリング技術は、ゲームが低解像度でレンダリングされた後(高いフレームレートのため)、高解像度にアップスケールすることを可能にします。

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この考え方は、コンテンツ制作アプリケーションにおけるビューポートレンダリングの考え方と同じです。 Radeon™ Image Filtering SDKの「Upscaling」フィルターを使用すると、半分の解像度でレンダリングし、ノイズ除去を行った後、アップスケールして最終画像の元の解像度を得ることができます。この機能は、プラグインのビューポート設定で有効にすることができます。

トゥーンスタイルのシェーディング

Radeon ProRenderは物理ベースのパストレーサーで、マテリアルを正確にレンダリングすることに重点が置かれていますが、このリリースでは、トゥーンシェーディングのようなスタイライズされたマテリアルの使用が望ましい場面のために「RPR Toon Shader」ノードが追加されています。

サブサーフェイス・スキャッタリング、屈折吸収、ボリュームシェーダ

ロウソク、肌、曇ったガラスなど多くの複雑なマテリアルは、光が内部に入り込み、内部で散乱するようになっています。Radeon ProRender 2では、これらの有機的なマテリアルや光を吸収するマテリアルを作成するための機能をサポートしています。

ダウンロード

Radeon ProRender用の更新されたプラグインは、Radeon ProRenderのGitHubページで公開されています。


New Radeon™ ProRender plug-in updates

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