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イラストアプリ SketchBook が Autodesk から独立

CGソフト

2021年6月22日(現地時間)Autodeskは、イラストアプリSketchBookを新しく立ち上げた独立企業であるSketchbook, Inc.へスピンアウトすることを発表しました。

新しい所有者となったアプリの名前は、若干変更され「Autodesk SketchBook」から「Sketchbook」になっています。

Sketchbook について

SketchbookSketchBook Pro、SketchBook Express、SketchBook Mobile、SketchBook O、SketchBook Copicなど)は、ドローイングやコンセプトスケッチのためのラスターグラフィックソフトウェアアプリです。

もともとは、Alias Systems CorporationによってStudioPaintとして開発されたもので、Autodeskが2005年に買収しました。

デスクトップアプリケーションとして開発され、2009年9月に第一世代のiPhoneとiPod touchをサポートする最初のAutodeskモバイルアプリとしてリリースされています。

2014年には、サブスクリプションモデルが導入されましたが、最終的にはフル機能バージョンがすべての個人ユーザーが無料で使用できるようになりました。

無料化された後も、パースペクティブガイド、塗りつぶし、レイヤー効果、ブラシのカスタマイズなどのプレミアム機能が利用できる商用サブスクリプション製品として Sketchbook for Enterprise が販売されていましたが、Autodeskは今年初めにSketchBookの商用版の直接販売・配布を終了しています。

Autodeskによると、2020年初めには、すべてのプラットフォーム合わせて月間アクティブユーザー数1,000万人を達成しており、趣味プロ問わず幅広い層に利用されている人気のアプリです。

SketchbookがAutodeskから独立

最初に述べたように、Sketchbookの開発、運営は、2人の元AutodeskSketchBook従業員が率いる独立した会社Sketchbook, Incに引き継がれます。

スピンアウトは一般的に、もとの会社に縛られずに独自の経営ができるのがメリットです。Sketchbookは、Apple App Storeの更新履歴で確認した限り、 2019年11月にAutodeskアカウントにログインする必要がなくなるアップデートがされた以降、小さなバグ修正の更新のみとなっており、Autodeskのような大企業ではできない開発が進められることが期待されます。

SketchBookのアプリは、Apple、Google、Microsoftのアプリストアで引き続き利用可能です。

アプリへの影響

Sketchbookのこちらのブログでは、質問に答える形でSketchbookの次の展開が語られてますので一部紹介したいと思います。

■Sketchbookが有料に

開発費を稼ぐためにSketchbookは有料となるようです。現在もAndroid/iOSでは無料で利用でき、モバイル版も含むのかは不明ですが、少なくともサブスクリプションモデルには移行しないと明言されています。

■コピックのカラーパレットが削除

コピックカラーのライセンスはAutodeskとTooの間で結ばれています。残念ながら、Sketchbook, Inc.は、Copicブランドとカラーライブラリを使用する許可を得ていないため、削除されます。

しかし、現在カラーパレットを強化し、新しいベーススウォッチといくつかのカラーバリエーションを提供する、カラーエディタのアップデートに取り組んでいるとのことです。

■今後のアップデート

Sketchbookの最初のアップデートは、ブランディングの更新と譲渡の法的要件のみで、すでに行われています。現在、カラーエディターの改善を含む新機能と強化に取り組んでおり、近日公開予定とのことです。

■各プラットフォームの移行について

Sketchbookは複数のストアで提供されており、プラットフォームの仕様上、各アプリの移行が異なります。すでに移行は終わっているかもしれませんが、以下の通りとなります。

・Google Play:Google PlayからAutodesk Sketchbookをダウンロードされた方は、再度ダウンロードする必要はありません。Android11デバイスの問題が起こっていたようですが、修正されたようです。

・iOS App Store:iOS App Store for iPhone & iPad からダウンロードされた方は、再度ダウンロードする必要はありませんが、Autodesk iCloud フォルダへの接続が切断されます(iCloud ファイルへのアクセスに関する詳細はこちら)。
・Mac App Store:Application Group Containerに技術的な依存があるため、Macアプリは移行できません。Autodesk版をお持ちの方は引き続きご利用できますが、アップデートはされません。継続的なサポートと機能アップデートを希望する場合は、Sketchbook Proを購入する必要があります。
・Microsoft store:マイクロソフトではすでに移行が終わっているようで、Sketchbook Proを購入することが可能です。
直接ダウンロード:Autodesk、アマゾン、上記以外のソースから直接ダウンロードされた方は、それらのバージョンを引き続き使用できますが、将来のリリースへの自動アップデートパスはありません。 継続的なサポートと機能アップデートを希望する場合は、Sketchbook Proを購入する必要があります。

Sketchbookウェブサイトへ

Sketchbookアプリページへ(Andoroid / iOS / Mac(2,440円) / Microsoft(2,350円)

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