Substance 3D Sampler 3.0 がリリース、照明環境の作成が可能に

2021年6月23日（現地時間）Adobeは、既存のマテリアルを調整・混合したり、スキャンから新しいマテリアルを作成するたあめのソフトウェアの最新アップデート Substance 3D Sampler 3.0（旧 Substance Alchemist ）をリリースしました。

新しくなった Substance 3D Sampler は、Adobe Substance 3D アプリの一部としてAdobe Creative Cloudから利用できるようになりました。

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Substance 3D Sampler 3.0 新機能
価格とシステム要件

Substance 3D Sampler 3.0 新機能

このリリースでは、UIの再構築、照明環境の作成のサポート、完全に再構築された新しいフィルター、Send To機能、ASMシェーダーのサポートの追加がされています。

IBLの作成とカスタマイズ

Samplerでは、マテリアル以外のものも作れるようになりました。

照明環境は、独自のフィルターセットを持つ新しいタイプのアセットで、360°カメラで環境を撮影した写真から、またはゼロから照明環境を構築したり、既存のHDRファイルを編集したりすることができます。

作成した照明環境は、直接StagerやPainterに送って環境を設定することができます。

アセットやプロジェクトの管理

■新しいインターフェースとパネル管理

SamplerのUIは完全に刷新され、より多くのカスタマイズと簡単なアクセスが可能になりました。パネルはドッキング、アンドッキングが可能で、デュアルスクリーン環境での使用にも対応しています。

■新しいプロジェクトワークフロー

新しいプロジェクトパネルでは、プロジェクトごとにアセットを管理し、グループ化することができ、アセットの作成とプロジェクトの管理を一元化できます。プロジェクトはSubstance Samplerファイルに保存され、簡単に共有できます。

また、他のAdobe Substance 3D アプリと同様にSamplerは、Adobe Standard Materialを完全にサポートしており、ツール間の一貫したビジュアルを実現しています。

■新しいアセットパネル

新しいアセットパネルは、リソースパネルのデザインを共通化し、コレクションと組み合わせたものとなっており、3つのセクション「Starter Assets」、「Your Assets」、「Connected local folders」が導入されています。アセットパネルには新しいアイコンとフィルターが追加され、探しているアセットタイプをすぐに見つけられるようになっています。

また、Samplerがより広範なエコシステムの一部となっていることから、他のSubstance 3Dアプリと可能な限り連携するようになっています。