フォトリアルなの3D植物ライブラリと散布ツールを備えたBlenderアドオンGraswaldの開発者は、Blender 2.93+で利用可能な無料スキャッタリングアドオン「G Scatter」のベータ版をリリースしました。
G Scatter について
G Scatterは、Blender 2.93の新しいGeometry Nodesをベースにした無料のスキャッタリングアドオンです。Geometry Nodesで複雑なノードを構築しなくてもアーティストフレンドリーなユーザーインターフェースでジオメトリノードのパワーを使うことができます。
このアドオンでは、自分で作成したオブジェクトを含む、任意のオブジェクトをサーフェイス上に散乱させ、密度、スケール、回転、グループ化、マスクなどを使用してコントロールできます。プリセットやテクスチャのサポートなどの機能も開発中で、さらに進化していくこと予定とのことです。
また、現時点では、有料のGraswald (Pro)アドオンとG Scatterの間に深い統合はありません。ですが、Graswaldユーザのために G Scatter内にアセットをインストールするオプションが追加されてるようです。
G Scatterは、Blender 2.93の新しいGeometry Nodesを使用しているので、動作させるためには、Blender 2.93以上を使用する必要があります。
10/22更新 Effect Layersが追加
10月21日(現地時間)無料Blenderアドオン G Scatter がアップデートされ、新機能が追加されました。
Our latest #gscatter update is out now! Introducing Effect Layers: more flexibility and smoother scattering than ever before. Download it for free! https://t.co/GOk9Pi9sd4#geometrynodes #blender #b3d #graswald #layereffects pic.twitter.com/rXSWujNyXr
— Graswald (@graswald_3d) October 20, 2021
このバージョン0.4では、新しくEffect Layersを追加できるようになりました、
ウェイトマップでマスクを作成したり、オブジェクトからの距離で散乱をコントロールしたり、カメラリングなどが可能になっています。
注意:私の環境では日本語UIでエラーがでました。英語UIにすれば回避することができます。
無料Blenderアドオン G Scatter のダウンロードはこちらから
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