2021年5月19日 Pixologicは、3DデジタルスカルプトソフトウェアのZbrush Coreの無料版 Zbrush Core mini 2021 をリリースしました。
ZBrushCoreMini について
ZBrushCoreMiniは、デジタルスカルプティングを世界に広めることを目的として昨年リリースされました。安価で機能制限されたエントリー向けの「Zbrush Core」からさらに機能を削除したものとなっています。
ZBrushCoreMini は、幅広い年齢層のアーティストに向けて設計されており、メニューやパレット、設定を覚える必要がなく、誰でもすぐにスカルプティングを始めることができる合理的なインターフェースを備えています。
ZBrushCoreMini 2021
詳しくは触れられていませんが、以前の機能と比較するといくつか新機能が追加されているようです。
■ Chisel3Dブラシ
4つのChisel3Dブラシが追加されました。
Chisel3D ブラシを使用すると、数回のクリックで鼻、目、耳などの特徴的な形状を簡単にスカルプトに追加できます。
Chisel3Dブラシを選択すると、インターフェイスの上部に「メッシュセレクター」が表示されます。必要な形状を選び、モデル上でカーソルをクリック&ドラッグするだけで、形状が追加されます。
■Real-time Ambient Occlusion
リアルタイムのアンビエントオクルージョンプレビュー機能により、モデルのどの部分に手を加える必要があるかをすぐに確認することができるようになりました。
■ターンテーブル
ターンテーブルボタンをクリックすると、ターンテーブルムービーがレンダリングされ、モデルを全方向から見ることができます。このムービーはYouTubeやVimeoにアップロードして、ZBrushCentralなどで共有することができます。
以上のZbrush Core mini 2021機能を使用している様子は以下の動画で確認することができます。
ZBrushCoreMiniとZBrushCoreの詳しい機能比較表はこちらから
Zbrush Core mini 2021のドキュメントはこちらから
価格とシステム要件
ZBrushCoreMini2021 は、Window 7以降の64bitバージョン、Mac OSX: 10.11以降で動作します。
また、ワコムのペンタブレットにも対応しています。
価格は無料です。
無料のZbrush Core mini 2021のダウンロードはこちらから
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