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スタジオジブリも使用するオープンソースの2Dアニメーション制作ソフトウェア OpenToonz 1.5

CGソフト

2021年4月11日、オープンソースの2Dアニメーション制作ソフトウェアの最新アップデート OpenToonz 1.5 がリリースされました。

OpenToonz について

OpenToonz は、イタリアのDigital Video社が開発し、株式会社スタジオジブリのカスタマイズを経て、ジブリ作品の制作に長年使われてきたソフトウェア「Toonz」をベースにした、2Dアニメーション制作ソフトウェアです。

2016年3月26日、オープンソース化され、現在ドワンゴで開発されています。

スタジオジブリでの使用実績

OpenToonzの元になったソフトウェア「Toonz」は、「もののけ姫」の一部のカットで使用されて以降、ほぼ全てのスタジオジブリ作品の仕上、色指定、撮影工程に使われています。「借りぐらしのアリエッティ」以降は社内でもカスタマイズが行われ、制作スタイルに合わせてより使いやすく進化を重ねてきました。

OpenToonzには、スタジオジブリで社内開発された、アニメーション制作に特化したスキャンツール「GTS」をはじめとして、制作現場の声を聞いて改良を重ねてきた、他のアニメーション制作ソフトにはない機能を備えています。

画像処理用プラグインエフェクト

ドワンゴは、OpenToonz向けの画像処理用プラグインエフェクトSDKを新たに開発しました。このSDKを使って、誰でもOpenToonzにエフェクトを追加できます。映像表現の研究者であれば、成果をプラグインエフェクトとして開発・公開することで、現場からの迅速なフィードバックを得ることができます。

ドワンゴの研究チームが開発したエフェクトには、ディープラーニングの技術を応用した、絵の画風を自動変換するエフェクトや、制作環境がデジタル化される以前の、往年の作品に見られるようなケレン味のある入射光を生成するエフェクトなどがあります。

OpenToonz 1.5 主な新機能

■パス編集ツールに「スナップ」オプション、および「なげなわ」選択モードが追加

■Aotzラスターブラシセット(MyPaint):スケッチ、インク、塗りつぶし、雲、水、草、葉、毛皮、消しゴムなどが追加

■ベクター消しゴムツールに他の線との交点まで消すオプションが追加

■図形ツールに「連続円弧」シェイプが追加

■新エフェクト:Bloom Iwa Fx (光源からにじむ光の効果)

■新エフェクト:Fractal Noise Iwa Fx (AfterEffects フラクタルノイズエフェクトに近いノイズ)

■新エフェクト:Glare Iwa Fx(光源から放射状に発生する光の筋の効果)

■(試験的な機能) エクスプレッションの参照を管理、自動修正する機能

■新しいエクスプレッションの関数: Periodic Random (周期つきのランダム)

■透過PNG画像への描画が正しく行えるように修正

■レベルビューア:コマを横方向に並べるオプションが追加

■パレット:ツールバーの位置を変更するオプションが追加

■パレット:スタイル作成ボタンが追加

■アイコンが一新

■3DLUTによる色補正:再起動無しでLUTファイルを入れ替えることが可能に

OpenToonz 1.5のすべてのアップデート内容の確認はこちらから


OpenToonz のダウンロードはこちらから

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