2021年4月1日(現地時間)Pilgwayは、3Dスカルプト・ペイントソフトウェアの最新アップデートである 3DCoat 2021 のオープンベータテスト を開始しました。
オープンベータテストが開始
当初、3DCoat 2021は2020年の第4四半期中のリリースが予定されていましたが、延期されていました。Pilgwayによると、今回のベータテストの結果とフィードバックをもとに、できるだけ早く3DCoat 2021の正式な発売日が決定されるということです。
現在のベータ版はまだリリース状態ではなく、テスト目的のみで提供されていることにご注意ください。 ベータ版はトライアルモードでのみ利用できます(V4のシリアルキーは適用されません)。そのため、3DCoat 2021へのライセンスアップグレード(および新しいシリアルキー)は、3DCoat 2021のリリースと同時に提供されます。
ダウンロードはこちらから(現在はWinのみ、Mac&Linuxはもう少し後)
3DCoat 2021主な新機能
すべてではないですが、公開されている新機能をいくつか紹介したいと思います。
スカルプティング
1. 新しいブラシエンジン
ブラシのための多くのモディファイア、フルブラシのカスタマイズが追加されました。
2. より優れたアンダーカット(Undercuts)とモールディング(Moulding)ツール (特別なエクストラモジュールで)
3. 写真からバンプマップを抽出
4. ノードエディタでスカルプトオブジェクトにプロシージャルシェーダを作成
5. ノードエディタでプロシージャルなメッシュデフォーマ、マテリアルをベイク
6. 画面の大きさに合わせて細分化
7. スカルプトルームにRetopoオブジェクトを表示
これは、リファレンスが必要なときに便利で、スカルプトルームのPaint2Dや球体、スネークツールでリトポメッシュを使用することができます。また、スカルプトルームにポリゴンメッシュを表示するボタンを追加されています
8. ステンシルとテクスチャパターンの調整のGPUでのスピードアップ (sculpt, texturing)
9. クロスシミュレーションツールの改良
リトポロジー
1.「カーブ」ツールセットの使用をベースにした「スマートリトポ」機能
リトポロジーを大幅に高速化
2. リトポルームでの表示モードの追加
Wireframe、UV seams、Sharp Edges、Colored UV islands、Smoothed lookなどの表示スタイルを選択できるようになりました。
3. 新しい2Dプリミティブ
「モデリング」と「Rotopo」ルームに2Dプリミティブを作成するツールを追加。
レンダリング
1. レンダリングルームでのスクリーンスペースの反射とグローバルイルミネーション
2. ノードからのプロシージャル環境
3. Nodesによるポストプロセスレンダリング
新しいモデリングルーム
新しいパラダイムを導入:ベースとなる形状を「高速ローポリモデリング」で作成した後、SubdivisionでSculpt Meshを作成し、Sculpt roomでディテールを追加していきます。
ポリメッシュからサブディビジョン付きのスカルプトメッシュを作成できます。
新しいカーブツールセット
3Dカーブの豊富なツールセット。ホットキー「Q」でカーブに簡単にアクセスできるようになりました。
テクスチャリング
1.ペイントレイヤーの切り替えが2倍高速に(まだCPUベースですが、GPUバージョンは近日公開予定)。8Kモデルで3-4秒、4.9.xxでは7-8秒。
2. FPSが低下しても正確なペイント/スカルプトの軌跡を描く。
軌跡はマウス/ペンに正確に従います。スカルプトルームとペイントルームの両方で動作します。
現時点で公開されているすべての新機能リストはこちらから
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