V-Ray 5 for 3ds Max update 1 がリリース、VFBでのマスキング、プログレッシブコースティクスの追加など

プラグイン

2021年2月23日(現地時間)Chaosは、同社の 3ds Max用レンダリングソフトウェアの最新アップデート V-Ray 5 for 3ds Max update 1 をリリースしました。

新機能ハイライト

このリリースは、最適化されたアセットライブラリであるChaos Cosmosへのアクセス、VFBでのマスキング、プログレッシブコースティクス、複数の加法(multiple additive)ドームライト、その他多くの追加機能が含まれており、迅速なレンダリングとポストプロセスの時間短縮に役立つものとなっています。

複数の追加ドームライト

複数のドームライトを同時にレンダリングできるようになりました。Light Mixの直接サポートにより、これまで以上に簡単に結果を微調整できるようになっています。

■V-Ray Frame Bufferのピクセルパーフェクトマスク

再レンダリングせずに、画像をピクセルパーフェクトに調整できます。V-Rayのマスキングレンダリング要素(クリプトマット、マルチマット、ワイヤーカラー、オブジェクト/レンダリング/マテリアルID)を使って、レンダリングの部分を選択したり微調整したりできるようになりました。

■Chaos Cosmos

Chaos Cosmosのコンテンツライブラリは、高品質でレンダリングが可能な3Dアセットの大規模なコレクションで、インテリアやエクステリアのシーンにオブジェクトを素早く追加できます。ネイティブなV-Rayマテリアルを使用しているので、3ds Maxマテリアルエディタで簡単にカスタマイズできます。

Chaos Cosmosの詳しい情報は以下の記事をご覧ください。

[9/6日更新] V-RayやChaos Vantageで使用できる無料3Dコンテンツライブラリ Chaos Cosmos がリリース
2021年9月6日更新:Chaos CosmosがCinema 4Dに対応しました。(この記事は以前の記事を更新したものです。)更新部分へ 2021年2月23...

高度なマテリアルオーバーライド

新しいマテリアルのオーバーライドオプションは、シーンの元の不透明度、バンプ、屈折、自己照明を保持し、さらにクリエイティブなコントロールを可能にします。

■フィジカルマテリアルの自動変換

Autodeskのフィジカルマテリアルは、追加の変換なしでV-Rayマテリアルに自動変換されます。

プログレッシブコースティクス

V-Rayの新しいプログレッシブ計算されたコースティクスは、より短い時間で実世界の反射と屈折を実現します。事前に計算されたフォトンマップを必要とせずに、セットアップが簡単です。

新しいV-Rayマテリアルの半透明性

更新されたV-Rayマテリアルでは、真の半透明のマテリアルを作成できます。ビルトインされたボリュームサブサーフェススキャタリングにより、リアルなスキン、プラスチック、ワックスなどをこれまでになく簡単にレンダリングできます。

■ビューポートでの改良されたV-Rayマテリアル

3ds Max ビューポートでの V-Ray マテリアルの表現が最終的なレンダリングに近くなり、結果がどのように見えるかをより正確に確認できるようになりました。

V-Ray 5 for 3ds Max update 1 のすべてのアップデート内容の確認はこちらから


V-Ray 5 for 3ds Max ページへV-Ray 5 for 3ds Max, update 1 out now

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