[9/6日更新] V-RayやChaos Vantageで使用できる無料3Dコンテンツライブラリ Chaos Cosmos がリリース

CGソフト
2021年9月6日更新:Chaos CosmosがCinema 4Dに対応しました。(この記事は以前の記事を更新したものです。)更新部分へ

2021年2月23日(現地時間)Chaosは、新しい3Dコンテンツシステム「Chaos Cosmos」を発表しました。これは、本日行われたライブ配信でV-Ray5 for RevitやV- Ray5 for 3ds Max Update 1とともに発表されました。

また、今回の発表からブランド名をChaosgroupからChaosに変更し、ロゴも刷新されています。

Chaos Cosmos

Chaos Cosmosは、インテリアや環境のステージングプロセスを数回のクリックに短縮する新しい3Dコンテンツシステムです。

ライブラリには、同社のV-Rayで使用することができる家具、樹木、車、人物など、建築やデザイン制作でよく見られる一般的なユースケースに対応した650以上の無料モデルとHDRIが含まれています。

CosmosアセットはChaos Vantage(3月中旬までに統合される予定)やV-Ray Visionを含むChaosのリアルタイムツール用に最適化されているので、アセットはどのようなツールにも自然に適応し、セットアップなしでビューポートの速度が向上します。

無料で提供される初期のアセットは次の業界をリードするコンテンツクリエーターの助けを借りて作成されています。

  • Design Connected –インテリアデザイン用の家具とアクセサリーの大手プロバイダー
  • Hum3D –専門の自動車メーカー
  • Maxtree –植物、樹木、植生、葉で有名
  • NoEmotion –高品質のHDR空と環境の作成者
  • Renderpeople –スキャンされた3D人の世界最大のライブラリ
  • VIZPARK –高品質の木や植物

Cosmosライブラリの確認はこちらから可能です。

Cosmosアセットは現時点でオンラインか、V-Ray 5 for Revit, 3ds Max, SketchUp, Rhino内の新しいボタンから入手できます。以下の動画ではSketchUpとRhinoでCosmosを使用している様子を確認することができます。

Revit3ds Max用の動画も公開されているので興味がある方は確認してみてください。

以下はChaos Cosmosを使用したクリエイターのコメントとなります。

「建築家やデザイナーのためのフリーランサーとして、ビジュアライゼーションのトピックは多岐にわたっており、さまざまなアセットを必要としています。Cosmosは私のツールのギャップを埋めてくれて、シーンを素早く埋めるのに役立っています。モデルの品質とRhinoとの統合にとても満足しています。」― simulacrum.de.のMicha Fritzsche氏

「私はモデルの品質に興味があったので、Chaosが評判の良いクリエイターと協力しているのを見て喜んでいました。メリットは、複数のソースや種類を素早く検索できること、モデルがキュレーションされていること、V-Rayとの統合によりシームレスなワークフローを提供できることです。」― Vizioen’sのAshley Van Iseghem氏

「Cosmosの最も便利な部分は、シーン開発の初期段階で、何もないところから全てを作り上げる時です。制作の速度落としたり、古いシーンやライブラリを探し回ったりすることなく、最終的な品質のアセットを投入し続けることができます。新しいシーンをすぐに実現できますし、空間を視覚化するためにキューブやティーポットを使うだけではないので、構図を考えるのにも役立ちます。」―JD3DのJustin Dowling氏

Chaos Cosmos free 3D content collection launched

[9/6更新]Cinema4Dに対応

2021年9月2日(現地時間)Chaos Cosmosが、V-Ray 5 for Cinema 4Dで利用可能になったことを発表しました。Chaos CosmosはV-Ray for Cinema 4Dに組み込まれるようになり、使用することができるようになっています。次の動画で動作を確認することができます。

Chaos Cosmos comes to V-Ray 5 for Cinema 4D


Chaos Cosmos ウェブサイトへ

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