Kinematic Lab (Clovis GAY氏)は2月9日(現地時間)、3ds Max用プラグイン PhysX Painter 2.0 をリース しました。
PhysX Painterについて
PhysX Painterは、シーンに自然な形でアセットを素早く配置するために作られています。
このプラグインを使用すると、自動的にブラシとリジッドボディシミュレーションを一緒に使用して、配置することができるので、ワークフローが改善され、よりリアルで臨場感のあるシーンを短時間で作成できるようになります。
このような衝突を考慮した配置ツールは、最近ではAdobeの技術デモ Project Physics Whizや、KeyShot 10.1でも見られます。
PhysX Painter 2.0
PhysX Painter 2.0では多くの新機能が追加されており、以下の動画で確認することができます。
■ワークフローを簡素化するために、主要な機能を1つのブラシで使用できるようになり、シーン内のオブジェクトを配置または削除したり、物理シミュレーションを再実行したりできます。
■重力だけでなく、中心点を中心にしてシーンに描かれているオブジェクトをまとめたり、そこから遠ざけたりする「Attract(引き寄せ)」と「Explode(爆発)」が使用できます。
■新しいドロップブラシは、オブジェクトを直接表面にペイントするのではなく、高いところからオブジェクトをドロップことができます。
■パフォーマンスも改善され、遅くなることなく何千ものオブジェクトをシーンにペイントすることが可能に
他にもワークフローの改善や新しいアセット管理機能の改善もされています。
また、PhysX Painter 2.0 の使用方法を学ぶことができる8つのチュートリアル動画も公開されています。チュートリアルページへ
価格とシステム要件
PhysXPainter 2.0は、3ds Max2013以降で利用できます。ノードロックライセンスの価格は50ユーロ(約6300円)です。
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