1月26日(現地時間)Lightmapは、ライティングデザインツールの最新アップデート HDR Light Studio – Xenon Drop 2 をリリースしました。
新機能
このリリースでは、新しいフィルターとライトルックス機能が追加されています。
新しいフィルターの追加
新しいDiffusionフィルターが追加されました。これは、トレーシングペーパーや布などの素材を通して光の拡散を模倣したぼかし効果で、光を拡散させ、柔らかくします。
Diffusionフィルターの機能
- リアルタイム – 瞬時のフィードバックで設定を変更
- 省エネ – HDRIマップの光量を維持します。
- HDRIマップの球形オプション
- エリアライト用平面オプション
- マスキングと一緒に使用して、特定の領域に拡散
- コンポジットライトコンテンツでのみ利用可能
- 球状拡散
ライトルックス(Light Looks)
Light Looksを使用すると、1つのHDR Light Studioプロジェクトで複数の照明デザインを簡単に保存、比較、複製、編集できるようになり、さまざまなアプローチを試すことができるようになります。
新しいライトルックス機能を使用すると、次のことが可能になります。
- さまざまな照明デザインを試す:同じショットに対して明確に異なる照明のムードやスタイルを作成できます。これらはすべて同じHDR Light Studioプロジェクトに保存されます。
- 照明デザインの繰り返し(イテレーション)を保存:ライトルックを使ってライティングプロセスの履歴を作成することで、以前のバージョンを簡単に比較し、ライティングが改善されたかどうかを判断することができます。
- カメラごとにライトルックを作成:1つのHDR Light Studioプロジェクトで、カメラビューごとにライティングデザインを設定できるようになりました。そのため、各照明デザインごとにホスト 3D ソフトウェアに複数のシーン ファイルを保存する必要がなくなりました。
- 子ルックを使用して、共通のベースに調整ができます:子ルックをアクティブにすると、「ツリー階層」の上位にあるすべての照明が、1つの大きなライトリストのようにまとめて追加されます。
新しい学習ビデオ
新機能の使い方を教えてくれる新しい公式学習動画が6本追加されました。合計で40分以上にもなります。
動画の確認はこちらから
HDR Light Studio Xenon Drop 2のすべてのアップデート内容の確認はこちらから
価格とシステム要件
HDR Light Studio Xenon Drop 2は、Windows 7以降、macOS 10.12以降、Linuxで利用できます。
接続プラグインがさまざまなDCCとCADツールで使用できます。サポートされているバージョンとHDR Light Studio機能の一覧は、こちらから
価格は、年間収益10万ドル以下で利用できる Indieライセンスは年間サブスクリプションのみで95ユーロ(約12000円)。Proライセンスには年間サブスクリプション、永久ライセンス、マルチユーザー年間サブスクリプションがあり、それぞれ、295ユーロ(約37,300円)、885ユーロ(約112,000円)、650ユーロ(約82,000円)となっています。
他にもVRED、DeltaGen、Patchwork3DコネクションへのアクセスができるAutomotiveライセンスもあります。
詳しいライセンスの価格はこちらから確認してください。
HDR Light Studio の体験版ダウンロードはこちらから
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