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CADツールを搭載したLightWave & Cinema4D用モデリングツール LWCAD 2020

プラグイン

WTools3Dは、LightWave と Cinema4Dで使用できるモデリングツールの最新アップデートLWCAD 2020 をリリースしました。Cinema4D版は1月19日、LightWave版は昨年10月にアップデートがリリースされています。

LWCADとは

LWCAD は、高度なスナップエンジン、標準CADツールセットを備えたLightWave&Cinema4D用プラグインです。

一般的なCADアプリケーションでサポートされている様々な機能をサポートし、建築物を素早く制作できるツールですが、ポリゴンジオメトリとNURBSサーフェスの両方を編集するためのツールに加えて、リアルタイムのブールシステムが含まれており、建築物だけでなく、汎用的なモデリングにも使用できます。

以前は、3dsMax用のプラグインもありましたが、現在は廃止されてしまったようです。

LWCAD 新機能と改善点

LightWave と Cinema4D用でアップデート内容が異なっているので別々にまとめました。

LightWaveプラグイン

LightWave版での変更の多くは、メッシュTRジオメトリと互換性を持たせるものとなっています。

メッシュTRシステムとは、LWCAD 2018.3に導入されたマルチスレッド対応したLWCADメッシュコアであり、大幅な速度の最適化がされています。詳しい情報はこちらから確認することができます。

■Offset Curve (TR)(オフセットカーブ (TR))

  • 曲線をオフセットするための新しいMeshTR(メッシュTR)ツール
  • サーフェイスのエッジでも使用できます

■Offset Edge (TR)(オフセットエッジ(TR))

  • サーフェイスエッジをオフセットするための新しいMeshTR(メッシュTR)ツール。
  • 新しいサーフェイスの再調整ルーチンにより、最小限のコントロールポイントで正確な結果が得られます

■Round Corner (TR)(角の丸み)(TR)

  • カーブセグメントとサーフェイスエッジのコーナーを丸めるための新しいMeshTR(メッシュTR)ツール
  • オーバーラッピングする丸みの新しい制限モード

■Round Edge (TR)(エッジの丸み(TR))

  • カーブセグメントとサーフェイスエッジのコーナーを丸めるための新しいMeshTR(メッシュTR)ツール
  • 特定のケースで大幅な改善

■Refine (TR)(リファイン(TR))

  • NURBSカーブとサーフェイスを改良するための新しいMeshTR(メッシュTR)ツール

■Refine Edge (TR)(リファインエッジ(TR))

ジオメトリのほとんどの湾曲部分にノットを挿入するための新しいアダプティブモード

■Freeze Edge (TR)(フリーズエッジ(TR))

  • NURBSをポリゴンにフリーズするための新しいMeshTR(メッシュTR)ツール
  • リファインツールに基づく新しいアダプティブモード

■Road (TR)(道路(TR))

  • カーブのネットワークを道路に変換するための新しいMeshTR(メッシュTR)ツール
  • スケッチオプションを使用したオプションのカスタマイズ
  • カスタムな道路の車線を作成するためのヘルパーカーブを生成します

■Topology (TR)(トポロジ(TR))

  • ジオメトリのトポロジ検査用の新しいMeshTR(メッシュTR)ツール
  • カーブとサーフェイスのエッジの間の接続を表示します
  • エレメント、エッジまたはセグメント、およびポイントのインデックスを表示します

■Quads Patch (TR)(四角パッチ(TR))

  • 新しい四角パッチオプションの表示

■Quad To Patch Cmd(四角からパッチコマンド)

  • 四角をNURBSパッチに変換する新しいクイックコマンド

■Patch To Quad Cmd(パッチから四角コマンド)

  • NURBSパッチを四角に変換する新しいクイックコマンド

LightWave版チェンジログの確認はこちらから

Cinema4Dプラグイン

Cinema4D用のアップデートでは、R23-R24に対応し、大幅な速度の最適化やAuto parentシステムの合理化などがされています。

R23-R24をサポート

大幅な速度の最適化

ngonsの完全なサポート

ポリゴンの選択を認識するツールの修正と編集

UCSシステムが合理化され、より簡単かつ迅速に使用できます

自動親(自動リンク)システムが合理化され、より簡単かつ迅速に使用できるようになりました。

スナップ、ucs、自動リンク、RTブール値用の新しいOGL

archvizプリミティブのカスタムマテリアル(壁、床、手すり、階段、屋根… )

■多くのバグを修正

LightWave版チェンジログの確認はこちらから

Cinema4D用の次期アップデートLWCAD2021では、フルNURBSカーブシステム、カーブプリミティブ、カーブ編集ツールなどが予定されているようです。

価格とシステム要件

LightWave版LWCAD 2020 は、Windowsでは LightWave 9.6 64-bit 以降、Mac OSXでは LightWave 10 64-bit で使用可能、価格は349ドルです。日本販売店では2021年2月28日(日)までセールが行われているようです。

LWCAD 2023 英語版 | 株式会社ディストーム
※ LightWave 2023については現在検証中です。 目次 LWCAD 2023 無償アップグレード対象

Cinema4D版LWCAD 2020はWindowsとmacOSのCinema 4D R21以降で使用できます。価格は179ドル。


LWCADウェブサイトへ

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