Chaos Groupは、12月2日(現地時間)完全にレイトレーシングされた環境で3Dシーンをリアルタイムに探索することできる新しいアプリケーション ChaosVantage をリリースしました。
これは、以前はProjectLavinaとして呼ばれていたもので、今回のアップデートにより正式リリースということになります。以下の記事では、ワークフローについて説明しています。

ChaosVantage 主な機能
Chaos Vantage v1.0.0 新機能
以前紹介してから追加された新機能としてはライブリンクがあります。これはオンラインドキュメントによると、まだ実験的段階で現在3dsMaxのみに対応しており、公式にリリースされたV-Ray5バージョンか安定したナイトリービルドでのみ機能します。
今回の最新リリースのインストーラには、ライブリンクを可能にする3dsMaxとの互換ツールであるMAXScriptも含まれています。他にも、個別の設定で2つの環境フォグレイヤーを追加やUX、UI、オフラインレンダリングのの改善など多くの新機能と修正があります。
リリースノートの確認はこちらから
Building Utopia real-time competition
ChaosVantage を祝して、学生、専門家、愛好家を問わず、デザイナー、アーティスト、イノベーターに、世界中の視聴者に作品を紹介するためのプラットフォームを提供する国際的なコンテスト「Building Utopia」が開催されています。
詳細については以下の記事をごらんください。

価格とシステム要件
ChaosVantageの使用には、Windows10、Nvidia RTXGPUとNvidiaドライバー436.02以降が必要です。
2021年6月2日まで無料で使用でき、それ以降はサブスクリプションの費用は年間389ドルになります。また、ChaosGroupのV-Rayコレクション製品バンドルの一部としても利用できます。
ChaosVantage のダウンロードはこちらから
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