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Substance Alchemist 2020.3 がリリース、AIツールの改善や新しいフィルターの追加など

CGソフト

Adobeは10月26日(現地時間)、マテリアルオーサリングソフトウェアの最新版アップデート Substance Alchemist 2020.3 をリリースしました。

今回のアップデート内容はNvidiaのドライバーアップデートのときに少し触れられていました。

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ちなみにこのリリースのコードネームは「Vermicelli(ヴェルミチェッリ)」となっています。

Substance Alchemist 2020.3 新機能

この最新リリースでは、新しいコンテンツや、1枚の画像からアトラスを作成するなど、新しいワークフローが導入されています。また、マテリアルのサムネイルの品質向上や、中国語のローカライズもされています。

■Image to Material (AI Powered)

Image to Material スキャンワークフローのツールチェストで最初に出てくる、Adobe Sensei を活用したツールです。このAIフィルタは、写真データを最大限に活用し、使える素材に変換するのに役立ちます。

今回のリリースでは、パラメータが再調整されており、粗さ(roughness)の生成などに幾分かの改善があります。また、曲率に基づいて粗さにバリエーションを加えることも可能となっています。

  • 新しいパラメータ
    • ジオメトリ(ノーマルチャンネルとハイトチャンネル)を、異なるレベルのディテール(マイクロ、ミディアム、ラージ)を調整することで、より洗練されたものにすることができます。
    • ベースカラーにいくつかの情報を保持するために、デライティング強度(delighting intensity )を調整します。
    • より正確な粗さチャンネルを生成するために、変動パラメータとソフトネスパラメータを使用できます。
  • Nvidia RTX 3000シリーズ対応

■アトラス作成のワークフロー

2つの新しいフィルターが追加され、1つの画像からのアトラス作成がSubstance Alchemistの中で簡単になりました。

Atlas generator:このフィルターは、ベースカラーから不透明度チャンネルを自動的に生成します。ベースカラーにも色拡散(color diffusion)を作成します。背景が均一な画像を使用することが推奨されています。

Atlas splitter:このフィルターはアトラスの特定の要素を分離してサイズを変更できます。

■新しいコンテンツとアップデートされたコンテンツ

Technical filters

  • Warp:このフィルターはテクスチャを歪めます。マテリアルをワープさせることで、パターンを崩したり、素材をより鮮やかにしたりすることができます。
  • Surface relief:素材にレリーフとバリエーションを追加します(高さ変調フィルタの代わりになります)。
  • Invert:選択したチャンネルを反転させます。

Weathering filters

  • Scratches:マテリアルに傷をつけます。例えば、木材や金属などに有効です。
  • Fingerprints:金属や光沢のある素材に指紋をつけます。
  • Discarded gums:古いガムを地面に散りばめます。

Color filters:

  • Colorize:素材の一部またはすべてを着色。
  • Color Variation:マテリアルをどのようにセグメント化するかを選択できるようになりました。ベースカラーに加えて、高さ、アンビエントオクルージョン、メタリック、ラフネスを使用することができます。
  • Replace color:2Dビュー上の色を選択し、新しい色を選択します。

■サムネイル

この間紹介したSubstanceDesignerのアップデートではアイコンの生成が可能になりましたが、Substance Alchemistのこの最新リリースでは、SubstanceDesignerで生成されたアイコンがSubstanceAlchemistに表示されるようになります。

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サムネイルがSubstanceアーカイブファイル(*.sbsar)に埋め込まれている場合、Substance Alchemistはサムネイルを読み込んで再生成しません。

また、環境設定に新しいパラメータが追加され、時間を節約するためにサムネイルの品質を変更できるようになっています。デフォルトでは、品質は高に設定されています。

■中国語ローカライズ

Substance Alchemistが中国語にローカライズされました。インターフェイス言語は環境設定で変更できます。


Substance Alchemist 2020.3 リリースノートの確認はこちらから

価格とシステム要件

Substance Alchemistは、64ビットWindows 8以降、CentOS 7.0 / Ubuntu 16.04以降のLinux、macOS10.12 以降で利用できます。

Substance Alchemistは、AdobeのSubstanceサブスクリプションの一部としてのみ利用可能です。

価格の確認はこちらから

最新アップデートや30日間の体験版の利用はSubstance launcherから可能となっています。ダウンロードはこちらから


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