V-Ray 5 for Cinema 4D ベータ版が利用可能に
9月28日(現地時間)Chaos Group は、V-Ray 5 for Cinema 4D ベータ版のリリースを発表しました。
Chaos Group は、まもなくリリースされるCinema 4D版の V-Ray 5 を完成させるためにフィードバックを募集しています。
V-Ray 5 for Cinema 4D 新機能
V-Ray 5 for Cinema 4D の機能として以下が紹介されています。
■ビルトイン・コンポジット
新しいレイヤーベースのコンポジターでは、レンダリングパスの組み合わせ、ブレンドモードの設定、色の調整などを、別のアプリに行かずに行うことができます。
■ライトミックス
1 つのレンダリングから、何十ものライティングシナリオを作成できるようになりました。レンダリングをやり直すことなく、リアルタイムでライトの色や強度を変更できます。
■GPU + CPU レンダリング
ハードウェアをフルに活用。V-Rayを使えば、GPU、CPU、またはその両方の組み合わせでレンダリングすることができます。
■GPUプロダクションレンダリング
V-Ray GPUのGPUアクセラレーションされたパフォーマンスで強力なスピードブーストが可能です。NVIDIA RTXカードでさらに速くなりました。
■高速インタラクティブレンダリング
待つことなく、思い通りのルックを作成できます。インタラクティブレンダリングでは、その場でレンダリングされたシーンの変更を見ることができます。
■自動露出とホワイトバランス
V-Ray Cameraは露出やホワイトバランスを自動で設定してくれるので、手動でやる必要はありません。
■AIデノイジング
NVIDIA AI Denoiserは人工知能を使用して、レンダリング中に瞬時にノイズを低減します。
■コート&シースンレイヤー
V-Ray Materialで直接ベルベット、サテン、シルクなどの反射コーティングやファブリックを使ったレイヤードマテリアルを簡単に作成することができます。
■METALNESS(メタルネス)
メタルネス反射がV-Rayマテリアルで直接サポートされ、PBRワークフローとの完全な互換性を実現しました。
■CAR PAINT 2 MATERIAL
よりリアルなフレークを含む新しいカーペイントマテリアルで、自動車のレンダリングを次のレベルに引き上げます。
■改善されたV-RAY DIRT
表面に風化した外観を与えます。改良されたV-Ray Dirtテクスチャでは、亀裂や隙間に汚れを加えたり、プロシージャルストリークを作成したり、表面全体を覆うことができます。
■新しい太陽と空のモデル
マジックアワーの光をとらえよう。改良されたSun & Skyモデルは、太陽が地平線の下に沈んでも、日の出や日の入りがより正確に、よりよく見えるようになりました。
[11月6日更新]V-Ray 5 for Cinema 4D beta 2
11月4日(現地時間)Chaos Groupは、V-Ray 5 for Cinema 4D ベータ版の最新アップデートをリリースしました。
ベータテストプログラムは、現在フェーズ2に入り、V-Rayボリュームグリッド、V-Rayレンダリングエンジンを使用したネイティブのCinema 4Dノイズのレンダリングサポートの追加などがされています。また、多数の改善やバグ修正も行われています。
すべてのアップデート内容の確認はこちらから(リリースノート)
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[12月11日更新]V-Ray 5 for Cinema 4D がリリース
12月10日(現地時間)Chaos Groupは、V-Ray 5 for Cinema 4D をリリースしました。これは、Chaos group社内で開発された初めてのV-Ray for Cinema 4Dとなります。
このリリースでは、CPUとGPUの両方でのレンダリング、無駄な時間を最小限に抑え、クリエイティビティを最大化するためのスマートなツールとワークフロー、合成とライトミキシングなど。上で述べた新機能が搭載されています。
V-RAY 5 FOR CINEMA 4D RELEASED
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