KitBash3Dは8月10日(現地時間)、2大ゲームエンジン UnrealとUnity に対応した3D環境アセットのアップデート Kits 4.0 ‘Game Engine Ready’ リリースの発表をしました。このリリースには、他にもHoudini、Blender、C4D、Maya、3ds Max用のファイルの追加など多数の大規模アップグレードも含まれています
Kits 4.0 アップデート
KitBash3Dの3Dアセットは、業界最大の2つのゲームエンジンでシームレスに動作するようになりました。ほかにもKits 4.0には、PBRマテリアル、オーバーラップしないUV、クリーンジオメトリなどが導入されています。
Kits 4.0 変更点
- PBR マテリアル:メタル/ラフネスワークフローの導入、3.0 レガシーキット用のオプションのスペック/グロッシーワークフローの導入。全てのテクスチャは8ビットの4K PNGに再編集され、16ビットのハイトマップが付属しているので、より忠実度が高くなっています。
- ロジカルパーツ:ジオメトリのセットアップがモジュール化され、キットのカスタマイズがこれまで以上に簡単になりました。
- 標準化された相対テクスチャパス:これにより、リパスの命名やグループ化に時間を費やす必要がなくなります。テクスチャセットは、各3Dファイルに可能な限り最適なものになるように特別に調整されています。Unreal 用の ARM テクスチャと Unity 用の MAD テクスチャがその代表例です。
- UVs:何時間もの繰り返し作業をなくし、重ならないUVを導入しています。
- UVのセカンドチャンネル:リアルタイムゲームエンジンのベイクライティングに特化したUVのセカンドチャンネルを追加
- すべてのピースに標準化されたピボット
- すべてのジオメトリパスをクリーンアップ:ngons や coplanar facesなどを除去。
- 人気のあるキットの中には、現在のキット規格に合わせて一から改造されているものもあるので、お気に入りのキットで作業を続けることができます。
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