RE:Vision Effectsは6月19日(現地時間)、ハイスピードやタイムラプス映像からフリッカーを除去するための合成・編集ソフトウェア用プラグインセットの最新バージョンである DEFlicker 2 をリリースしました。
DEFlicker
2014年に初めてリリースされたDEFlickerは、After Effects、Fusion、Nukeなどの一般的な合成アプリ用のプラグインセットで、ビデオ映像のフレーム間のフリッカーを除去します。
初のメジャーアップデートとなる今回の新バージョンによって、既存のHighspeed、Timelapse、Auto-Levelsと新しいRolling Bandsを合わせて4つのプラグインを提供するようになりました。
DEFlicker 2 新機能
今回のアップデートでは、新しいプラグインの追加や、既存の3つのプラグインのが改善されています。
【新機能】
Rolling Bands:主に照明やローリングシャッター速度の時間同期の問題によって引き起こされるダークバンドをモデル化し、減衰させることができます。High-Speedと組み合わせて使用することもできます。
【改善】
- High-Speed:グリーンスクリーンショットのアルファチャンネルを管理するための新しいツールが追加や、ノイズリダクションが改善され、ソースのフレームレートを指定するオプションが追加されています。
- Timelapse:4K以上のシーケンスのレンダリング速度を改善や、カラーとライティングのシフトの処理の改善がされています。
- Auto-Levels:欠けているフレームや破損したフレームを修正または交換するための新しい方法が追加されました。
この他にも多くの改善や修正が行われています。すべてのアップデートの確認はこちらから(AfterEffect リリースノート)
価格とシステム要件
DEFlicker 2は、After Effects、DaVinci Resolve、Fusion、Flame、HitFilm、Natron、Nuke、Silhouetteなど、様々なホストアプリケーションに対応しています。
ノードロックライセンスは249.95ドル、フローティングライセンスは374.95ドルで、他にもレンダリングのみのライセンスもあります。1 つのライセンスはすべてのホストプラットフォームで動作します。
詳しい情報はこちらから
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