Maya 2020.2 アップデートがリリース、ArnoldシーンデータのUSDエクスポート機能やUV保持のオプションの追加など

CGソフト

Autodesk は、3Dモデリングとアニメーションソフトウェアの最新アップデート Maya 2020.2 をリリースしました。

このリリースでは、ターゲット連結ツールに新しいUV 保持(Preserve UVs)オプションが追加されるなどのワークフローの改善やMaya to Arnold、Bifrost、Substanceプラグインの更新が行われてます。

Maya 2020.2 新機能

ターゲット連結ツール( Target Weld Tool ) : UV の保持(Preserve UVs)オプション

ターゲット連結ツールのオプションに新しいUV の保持(Preserve UVs)オプションが追加され、インタラクティブなターゲット連結(Target Weld)を実行したとき、またはテクスチャ配置を保持したときに、メッシュ上で 3D テクスチャが歪むかどうかを選択できるようになりました。

このオプションがアクティブ(既定)な場合は、ターゲット連結を実行したときにテクスチャ配置が保持されます。UV を変更しない場合は、このオプションを無効にします。

アウトライナ(Outliner)の垂直分割バー

Maya のアウトライナ(Outliner)のレイアウトを垂直に分割する新しいオプションが追加されました。アウトライナ(Outliner)のディスプレイ(Display)メニューのウィンドウ レイアウト(Window Layout)ロールアウトで、アウトライナ(Outliner)の内容を水平または垂直に表示するよう選択できるようになりました。アウトライナ(Outliner)を垂直に分割すると、空間を垂直方向に最大限に活用できます。

注: アウトライナを垂直に分割するオプションは、Maya のメインのアウトライナ(Outliner)(ウィンドウ > アウトライナ(Windows > Outliner))でのみ使用できます。グラフ エディタ(Graph Editor)のアウトライナやドープ シート(Dope Sheet)のアウトライナなどの他のアウトライナは、水平方向にのみ分割できます。

リモート デスクトップ でビューポート 2.0 を OpenGL モードで実行

Nvidia GeForce または Nvidia Quadro グラフィックス カードが搭載されている場合は、MAYA_ALLOW_OPENGL_REMOTE_SESSION 環境変数を 1 に設定して、リモート デスクトップでビューポート 2.0 を OpenGL – コア プロファイル(厳密)(OpenGL – Core Profile (Strict))モードまたは OpenGL – コア プロファイル(互換性)(OpenGL – Core Profile (Compatibility))モードで実行できるようになりました。

Nvidia GeForce カードが搭載されている場合は、Nvidia からツールをダウンロードする必要もあります。詳細については、「こちら」を参照してください。

Arnold for Maya 4.0.3 プラグイン

Maya 2020.2 Update には、Arnold シーン データを USD 形式で書き出す機能、aiStandIn の最適化、スウォッチ レンダリング時のパフォーマンスの高速化、aiVolume のレンダリングの向上などの機能を備えた、新しい MtoA 4.0.3 プラグインが含まれています。

機能と修正のリストについては、「こちら」を参照してください。

substance 2.1.2 プラグイン

Maya 2020.2 Update には、新しいスクリプト コマンド、アップグレードされたユーザ インタフェース、バグ修正、Maya およびその他の Substance プログラムとの相互運用性の向上などの機能を備えた、新しい Substance 2.1.2 プラグインが用意されています。

機能のリストについては、「こちら」を参照してください。

Maya 2.0.5.1 向けの Bifrost 拡張機能

Maya 2020.2 には、Maya バージョン 2.0.5.1 向けの Bifrost 拡張機能が含まれています。このバージョンで提供されるバグ修正のリストについては、「こちら」を参照してください。

Bifrost ダウンロード センターにアクセスして、Bifrost の最新バージョンをいつでもダウンロードすることができます。

その他にも、いくつかのワークフローの改善、Maya devkit の更新、初心者のためのクイックスタートチュートリアルの追加などがされています。

詳しい情報はこちらから

新年度スタートセール

現時点では詳細は表示されてないようですが、Autodeskウェブサイトによると6月2日から新年度スタートセールが開催されるようです。

の他キャンペーンや割引情報はこちらから確認することができます。

コメント

Translate »
タイトルとURLをコピーしました