CADデータを視覚化するリアルタイム・デジタルプロトタイピングソフト「Patchwork 3D Community」ベータ版がリリース

CGソフト

Lumiscapheは4月22日、工業向けリアルタイム・デジタルプロトタイピングソフトウェアの無料エディションである「Patchwork 3D Community」ベータ版のリリースを発表しました。このリリースにより、数多くの世界中の有名なメーカーや工業デザイン会社に評価されているプロツールを無料で公開することなります。

Patchwork 3Dとは

Patchwork 3Dは、CADデータをフォトリアルな3Dモデルに変換することを可能にします。リアルタイム・レンダリングで設計サイクルを短縮したり、分かりやすいイメージを提供したコミュニケーションやマーケティングを行ったりすることが可能になります。

数多くの世界中の有名なメーカーや工業デザイン会社のデザイナー、エンジニア、マーケティングのスペシャリストによって使用されており、日本でも大手自動車メーカーTOYOTA、HONDAなどが導入しています。

無料の Patchwork 3D Community ベータ版

Patchwork 3D Communityは、デザインやエンジニアリングの学生、デジタルアーティスト、 趣味などの非商用目的でのみ使用可能です。企業向けのエディションと比べると多くの制限がありますが、次の機能が利用できます。

・リアルタイム3Dレンダリング

一般的な3DやCADフォーマットからモデルをインポート。リアルタイムの3Dレンダリングフィードバックを使って、マテリアルやラベル、太陽の位置、HDR環境を調整します。ポストプロセスエフェクトを追加することもできます。

・フォトリアリスティックなマテリアル

シンプルで簡単なワークフローにより、写真のようなマテリアルを作成します。複数のレイヤー、テクスチャ、パターンで、様々なサーフェースやモデルで利用可能なフォトリアルなマテリアルを作成します。

・UV展開ワークショップ

ルミスカフのオリジナル機能であり、ワン・クリックで複雑なUVを展開し、複雑なオブジェクトのテクスチャ操作が容易になります。

・アスペクト・レイヤー

アスペクトレイヤーは、サーフェスの形状や外観のバリエーションの作成を可能にします。デザインの検討や、印象的な3Dプレゼンテーションや映像を作成することができます。

CommunityエディションとEnterpriseエディションの比較表

ベータ版はコミュニティのメンバーはアイデアやコメントを共有することにより、製品開発にも貢献できるということです。

無料の Patchwork 3D Community ベータ版 のダウンロードはこちらから

ルミスカフはPatchwork 3Dソフトウェアのフリー(ベータ)版のリリースを発表します。

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