DIMENSION 5は4月29日、建築ビジュアライゼーション向けのリアルタイムレンダラーの最新アップデート「D5 Render 1.5.1」Beta をリリースしました。このリリースは4月10日にリリースされたバージョン1.5をベースにしたアップデートで、最適化に焦点が当てられています。
前回、紹介した際はバージョン1.4でしたので、バージョン1.5.0で追加された新機能を紹介したいと思います。また、ベータテストは間もなく終了して正式にリリースされる予定であり、プレオーダーの受付も開始されています。
新機能
バージョン1.5.0では、モデルライブラリ、3Dアセットやマテリアルの追加や、最適化、修正などが行われています。
【バージョン 1.5.0 新機能】
- モデルライブラリの追加
- 76の植生、地面のアセット
- 新しいブラシと消しゴムのツール
- 60の石と地面のマテリアル
バージョン1.5.0すべてのアップデート内容はこちら
【バージョン 1.5.1 新機能】
バージョン 1.5.1では、GI計算の改善やメモリの最適化がされており、リアルタイムのパフォーマンスが向上しています。
バージョン 1.5.1 トレーラーが公開されています。
バージョン1.5.0すべてのアップデート内容はこちら
プレオーダーが開始
もうすぐベータテストが終了し、来月にD5 Renderが正式にリリースされる予定です。正式リリースはバージョン1.6からで、レンダリング体験を向上させ、ワークフローを改善するための新機能が追加されるということです。
永久無料アップデートができる D5 Passport
D5 Passport のプレオーダーの受付が開始されています。このライセンスは、永久に無料アップデートをする権利があり、独占機能としてアニメーション作成機能と高品質の3Dアセットがあるということです。プレオーダー価格は160ドル(元は480ドル)となっています。
ライセンスラインナップはまだわかりませんが、個人的な使用と教育目的のため無料Communityバージョン、プロユーザーと企業向けの商用バージョンがあることが明言されています。
ベータテスト期間中、ベータユーザーのみが予約購入が可能で、メールアドレスを送信すると支払いリンクが送信されてくるようです。支払方法は確認していません。
バージョン1.6の機能や開発ロードマップもプレオーダーのページで公開されています。興味のある方は確認してみてください。
D5 Render ベータ版のダウンロードはこちら
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