3ds Maxの新しいベイク機能に対応したユーティリティツール「simpleMapBaker」

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VFXアーティスト/3DジェネラリストのChangsoo Eun氏が無料で公開しているMaxScript「simpleMapBaker」の紹介です。

3dsMax 2021がリリースされて、Bake to Texture ツールが追加されました。

[追記あり]3ds Max 2021 がリリース間近?オンラインドキュメントが更新される
Autodeskは、3ds Max 2021のオンラインドキュメントを更新しました。 現時点では、3ds Max 2021はまだリリースされていないようで...

Changsoo Eun氏によると、このツールによって3dsMaxはベイクからレンダリング、ビューポート、SDKまでのMikkT接線空間を完全にサポートするようになりましたが、このツールはまだ最初のリリースであり、活発に開発中です。

simpleMapBaker

simpleMapBakerは、新しいBake To Textureの単純化されたフロントエンドです。これにより、ユーザーは1回のクリックで特定のユーティリティマップをベイクできます。

次のマップをベイクすることができます。

  • Curvature
  • AO
  • Position
  • World Normal
  • Vertex Normal
  • Material IDs
  • Normal

simpleMapBakerは、新しいオーバーライドマップ機能を利用して、ほとんどのマップを一度にレンダリングします。ArnoldのCurvature、AOシェーダーを使用するので、現在のレンダーのレンダープリセットが保存され、ノーマルマップ以外のすべてのマップでArnoldに切り替わります。ノーマルマップの場合、スキャンラインレンダラーに切り替わります(これは、Arnoldの通常のベイキングが準備されるまでの一時的な回避策です)。ベイク処理後、レンダラーは元に戻ります。

【手順】

  1. オブジェクトを選択し、マップボタンをオンにしてレンダリングし、大きなベイクボタンを押します。
  2. Bake To Textureがサポートする一部のマップ、出力パラメーターのパラメーターを設定できます。
  3. ベイク後、下部のドロップダウンリストにすべてのベイクされたマップが表示されます。そこでマップを選択すると、ベイクされたマップのプレビューにビューポートのオーバーライドが使用されます。

法線マップでは、新しいMikkT接線空間を使用しています。

以前にベイクしたマップをプレビューする場合は、オブジェクトを選択して、[再読み込み]ボタンを押します。マップを検索し、マップが見つかった場合はプレビューを表示します。

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