デッサン人形作成ソフトウェア「DesignDoll Ver5.0」の紹介です。
2019年の12月6日に Ver5.0.0.0が公開されています。それ以前の更新は2015年に12月となっていますので、かなり久しぶりのアップデートです。
新機能
久しぶりの更新とあって多くの機能が追加されています。
スケールタグに体型を大まかに調整できる簡易モードを実装
- 2種類のコントローラが身体の左右に分けて配置されています。
- コントローラをドラッグすることで長さや太さを調整できます。
- ポージング後であっても直感的に体型を変更できます。
スケールタグの改善
既存のスケールタグを詳細モードに移行し 扱いやすいUIに改良。
簡易モードで大まかな体型を作成した後、詳細モードで調整を加えることで素早く理想の体型が得られます。
- ボーンをクリックすることで各ボーンを細かく調整できます。
- サークル上の点をドラッグすることで軸に沿って太さを変更できます。
- 全体の拡大縮小を行う場合は中心の点をドラッグしてください。
ボーンの根元と先端の太さを変更可能に
ボーンの根元と先端の太さをそれぞれ変更できる仕様に。
これによりバランスを整えたり 徐々に細くなるような形状を作成することが可能となります。
- 詳細モードに新たに追加された機能です。。
- ボーンの根元や先端に追加されたサークルコントローラをドラッグして調整します。
さらに詳細なモデルの調整
根元と先端の太さが異なる場合、スケールの推移具合をベジェグラフで操作できるようにしました
- 急に細くしたい場合や緩やかに太くしたい場合などに利用できます
- スケールの状態はグラフの上部に表示されます
身長の変更機能を改善
様々なニーズに対応できるよう身長の変更機能が細かくなりました。
- 身長を%で変更する機能を追加。
- 実行時に最後の入力値ではなく現在の身長が表示されるように変更し。
- より正確に身長を計測するように計算方法を見直しました。
- 環境設定で身長の単位(cmやinches等)を設定することでソフト内のすべての単位が統一されます。
- 実行後にモデルが自動的に接地するよう修正。
手の形状をカスタマイズ!
指の長さや太さを調整する機能を追加。
身長に応じた指の長さを設定することで 完成度の高いモデルを作成できます。
- スライダーにより直感的に短時間でカスタマイズできます。
- 複数のパラメータを組み合わせることで様々な形状を作成できます。
- スケールタグのハンドモードに含まれる機能のため「体型の合成機能」を利用して複数の形状を合成できます。
直感的な操作
自然な腕まわりを表現するため 肘を外向きに反らせる機能を追加。
- 手のコントローラを限界以上に離すことで肘が逆方向へ曲がります。
- 環境設定にて角度や向きを変更できます。
- 【環境設定】>【詳細設定】>【ポーズタグ】>【猿腕】>【コントローラの移動距離】を0にすることで猿腕機能をOffにできます。
ポーズコントローラの補助線追加
ポーズコントローラの前後関係を認識しやすいよう ドラッグ中に背骨や腕の補助線を表示する機能を実装。
- この機能は環境設定でOnOffを切り替えられます。
- ポーズコントローラのアイコンを変更。
ポージング速度の向上
より素早いポージングを実現するため ポーズコントローラをダブルクリックすると複数のコントローラを自動選択する機能を追加しました
- 腰のコントローラをダブルクリックすると上半身のコントローラをすべて自動選択します。
- 足のコントローラをダブルクリックすると両足と胸のコントローラを自動選択します 。重心移動などに便利な機能です。
- この機能は環境設定でOnOffを切り替えられます。
反転描写を追加
2Dソフトではお馴染みの左右を反転して表示する機能を実装しました。
- Mキーを押している時だけ左右が反転します
- 反転処理はカメラビューにも適用されます
以上は新機能の一部です。他にもたくさん新機能は修正があります。すべての確認はこちらからできます。
価格
無料版とライセンス版があります。違いは以下のようになっています。
現在の最新バージョンはVer5.0.0.4のダウンロードこちらから
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