Maxonは、2019年12月4日CINEMA 4D R21.1の サービスアップデートを提供開始しました。また同日に、Redshift Rendering Technologies, Inc. が、Redshift 3.0.12の最新リリースをしたことを発表しました。
CINEMA 4D R21.1ではノードマテリアルでRedshiftマテリアルをサポートするアップデートなどが行われ、Redshiftの最新リリースでは、Cinema 4DノイズのネイティブサポートおよびCinema 4Dとの強力な連携(Cinema 4Dのノードベースマテリアルシステムのサポート)が強化されています。
CINEMA 4D R21.1更新情報
- ノードエディタのredshift3dマテリアルサポート
- オフラインヘルプが復活
- 報告された問題を修正
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Redshift 3.0.12のリリースについて
Maxonによると、
「このリリースは、Maxonが今年4月にRedshiftを買収によるコラボレーションの最初の成果です。RedshiftがCinema 4Dノイズをすべてのアプリケーションでサポートされることは、Cinema 4Dコミュニティだけでなく、業界全体に対するコミットメントであることを示しています」(Maxon CEO David McGavran談)
Redshift 3.0.12は、Cinema 4DとRedshiftのより深い統合をコンテンツクリエイターに提供します。Redshiftマテリアルは、Cinema 4D Release 20から搭載されたノードマテリアルのフレームワークを使用して設定できるようになりました。また、Redshiftマテリアルは、Release 21のノードスペースシステムを使用して、複数のレンダリングエンジンのネイティブノードを一つのマテリアルにまとめられます。Redshiftは、Cinema 4Dの新しいAPIを利用して独自のノードスペースを実装した最初の企業です。また、ユーザーは、Cinema 4DビューポートパネルをRedshift IPR(インタラクティブプレビューレンダー)ウィンドウとして使用できるようになりました。これにより、コンパクトなレイアウト内での作業が簡単になり、マテリアルやライティングを確認しながらシーンを操作できます。
少し注意が必要なのは、Redshiftのフォーラムをのぞいてみると12月5日の現時点ではRedshift 3.0.12 は(Experimental Builds)となっており、安定バージョンではないことです。近々、安定バージョンになるのかもしれません。
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