11月4日にリリースされたPremiere Pro、After Effects、Audition、Animate、Character Animator、Premiere Rushの新機能をまとめました。
リリースハイライトまとめ
Premiere Pro 14.0 (2019 年 11 月)
オートリフレームビデオクリップ
オートリフレームは、映像にインテリジェントなリフレーミングを適用し、正方形、垂直、16:9 ビデオなどのさまざまなアスペクト比に対して、フレーム内のアクションを維持します。
グラフィックおよびテキストの機能強化
Premiere Pro のエッセンシャルグラフィックスパネルに、タイトル作成およびグラフィックのワークフローをより円滑にする、テキストおよびグラフィック関連の機能強化が多数追加されました。
オーディオの機能強化
Premiere Pro には、より速いマルチチャンネルエフェクト、オーディオゲイン機能の向上など、オーディオの機能強化が多数用意されています。
20,000 パーセントへのタイムリマップ
大幅な速度変更のためにネスト化したシーケンスがなくても、リタイミングショットでよりクリエイティブに行えます。
ネイティブ形式のサポートを改善
Premiere Pro は、H264、H265(HEVC)および ProRes(ProRes HDR を含む)のように、macOS でも Windows でも広範に使用されているファイルタイプに対して堅牢なネイティブ形式をサポートし、パフォーマンスを向上させることができます。
HDR コンテンツを HDR10 メタデータと共に書き出す
HDR10 の書き出しにメタデータを適用して、HDR10 が有効になっているデバイスの最適な画質を維持します。
システムの互換性レポートで検査できるドライバーの追加
お使いのシステムが Premiere Pro で編集をおこなえるかどうかを確認するために、システム互換性レポートでチェックできるドライバーが増えました。
その他の機能強化
メディアブラウザーでの高速スクロール、メディアキャッシュ管理の簡素化など、新しいリリースでのその他の機能強化の詳細をご覧ください。
After Effects 17.1(2019 年 11 月)
プレビューと再生のパフォーマンスの向上
必要に応じて、レイヤーのトランスフォームとブレンドを行うと、CPU ではなく GPU が使用されるようになり、レンダリングのパフォーマンスが向上します。
ドロップダウンメニュー制御エフェクト
「エクスプレッション制御」ドロップダウンメニューを使用して、レイヤーのプロパティをドロップダウンメニューに追加できます。
エクスプレッションを使用したテキストプロパティへのアクセス
エクスプレッションの使用時にテキストプロパティにグローバルな変更をおこないます。After Effects およびモーショングラフィックステンプレートでは、フォント、サイズ、スタイルを複数のテキストレイヤーで同期しておきます。
シェイプパフォーマンスの高速化
パフォーマンスを向上させ、すばやくシェイプを作成および編集できます。シェイプレイヤーを含むプロジェクトの全体的なパフォーマンスの向上。
シェイプレイヤーの時間遅延
さらにアクセスしやすいグループ化制御で管理し、リピーターの新しい時間遅延オプションでアニメーションをよりダイナミックにします。
EXR ワークフローの強化
レイヤー EXR ファイルをコンポジションとして読み込み、合成をより速く開始します。各レイヤーを個別に操作し、エフェクトを適用して、レンダーをより自然に見えるようにします。
その他の機能強化
Photoshop インポートライブラリの更新、Mocha プラグインの更新など、このリリースのその他の機能強化について説明します。
システムの互換性レポート
ドライバーのバージョンが After Effectsの最小要件を満たしていない場合、このレポートで警告します。
形式の拡張と再生サポートの改善
このリリースでは、Canon XF-HEVC の新しい形式のサポートが導入されています。また、再生サポートが改善され、ProRes デコード機能が強化されました。
Audition 19.0(2019 年 11 月)
エフェクトチャンネル形式
この機能を使用して、エフェクトのカスタムレイアウトを作成します。
オーバーラップするクリップの再生
Audition では、オーバーラップするクリップを同時に再生できるようになりました。
Animate 20.0(2019 年 11 月)
再設計されたユーザーインターフェイス
イマーシブなユーザーエクスペリエンス向けに改善され強化されたユーザーインターフェイス
プロパティパネルの機能強化
すっきりとした使いやすいシンプルなプロパティパネル
ツールバーのパーソナライズ
ツールのカスタマイズ、グループ化、使用で文字を簡単に編集可能
最新のタイムライン
アニメーションを手軽に作成できる新しいオプションをリリース
アプリ内ガイド付きチュートリアル
実行しゃすい手順とチュートリアルを使用して、アニメーションを手軽に作成する方法について説明します。
ビデオ書き出し機能の強化
新しい設定とシンプルになったビデオ書き出し形式について説明
新しい液体ブラシ
このリアルで精度の高いブラシで描画操作を強化
ホーム画面
ホーム画面が管理可能になり外観も刷新
アプリケーション設定
使い心地の良いユーザーインターフェイスに切り替え可能
パフォーマンス安定性の向上
安定したパフォーマンスとユーザー操作の向上、円滑なワークフローの実現
Character Animator 20.0 の新機能を詳しく見る
Character Animator 3.0(2019 年 11 月)
キーフレームを使用したアニメート
Character Animator にキーフレームが導入されます。これを使用して、ビヘイビアーのパラメーター値を時間経過とともにアニメーション化します。
シーンカメラ
シーンカメラを使用すると、シーン内に特定のショットを設定することで、シーンをより細かくコントロールできます。
リグ問題ペイン
リグ問題を識別し、それらを修正するためのガイダンスが得られます。
ビヘイビアー、タグ、トリガーの検索フィルター
パペット、プロパティ、およびトリガーパネルの検索フィルターを使用すると、ビヘイビアー、タグ、およびトリガーを簡単に検索することができます。
トリガー可能なオーディオ
オーディオをトリガーに割り当て、そのトリガーを呼び出すことで、オーディオをライブで再生することも、記録中に再生することもできます。
モーション線ビヘイビアー
このビヘイビアーは、オブジェクトのモーションパス沿いやオブジェクトの背後に線を描画して、高速移動を表します。
Character Animator 3.0 の新機能を詳しく見る
Premiere Rush 1.2.12(2019 年 11 月)
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