Adobe は iPad版 Illustratorを2020年にリリースすることを発表しました。また、同時にIllustrator 24.0 (2019 年 11 月)をリリースしています。
iPad版 Illustratorを2020年にリリース
先日PhotoshopをApple iPadにリリースし、iPadでのペイント・描画アプリであるAdobe Frescoを発売しましたが、それにつづいてAdobe IllustratorもiPadに対応する予定のようです。
開発中のiPad版Illustratorのコアコンセプトは以下のようになっています。
デバイス間のシームレスな接続
Illustratorで作成したものはすべてCreative Cloudに保存できます。つまり、デスクトップとiPadで作成できます。
パワーと精度
Adobeに期待される細部と精度を失うことなく、Illustratorファイルを操作できます。今日作成する多くのデザインでは、iPadで開始し、iPadで終了することができます。
直感的なエクスペリエンス
インターフェースを再検討して、時間を節約し、Illustratorをより簡単で自然に使用できるようにします。
タブレットインターフェースを活用する
カメラやAppleペンシルなどの機能を活用して、デザインを新しい場所に持ち込みましょう。たとえば、手描きのスケッチの写真を撮ることができます。iPadのIllustratorは、スケッチをベクターシェイプに変換するのに役立ちます。
基本的にはすでにリリースされたPhotoshopと同様、タブレットインターフェースに対応し、そのままIllustratorをiPadで使用できるようにということでしょうか。
現在、プライベートベータ版のようです。興味がある方は、 サインアップして詳細を確認し、アーリーアクセスできます
https://theblog.adobe.com/adobe-illustrator-on-the-ipad/
Illustrator 24.0 (2019 年 11 月)をリリース
新機能
- パスの簡素化:アンカーポイントの数を減らし、複雑なパスを単純化します。これにより、パスを簡単に編集することができます。
- 自動スペルチェック:テキストの入力時にスペルミスと思われる部分が強調表示されます。また、テキストが既に入力されている場合は、すべてのエラーが強調表示されます。
- バックグラウンドでの保存および書き出し:バックグラウンド処理によってファイルが保存および書き出しされるので、他のプロジェクトの作業を再開できます。
主な機能強化
- ファイル管理:ファイルを開くメカニズムおよび保存するメカニズムが強化され、ファイルに関する問題の解決やトラブルシューティングが改善されました。
- スムーズな効果適用:画像やオブジェクトへの特殊効果適用時のパフォーマンスが改善されました。
- アプリケーション内操作:アプリケーション内での学習 Illustrator で利用可能な学習リソースを使用して、迅速に学習を行うことができます。
- その他の機能強化:プロダクトの安定したパフォーマンスと操作の向上および円滑なワークフロー等が強化されました。
詳しくは以下から確認できます。
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